死刑 今年の執行数が確定者数上回る

死刑確定者数と執行者数の推移

死刑 今年の執行数が確定者数上回る 執行の加速鮮明に
12月22日2時33分配信 毎日新聞



今年1年間に死刑を執行された人数が、
9年ぶりに年間の死刑確定者数を上回ることが確実になった。
21日までに15人が死刑を執行された一方、死刑判決の確定者は10人。
厳罰化の流れや確定死刑囚の増加を背景に、刑執行を加速する法務省の姿勢が鮮明になった。
法務省の統計によると、99年は5人に死刑が執行された一方、確定者数は4人で、
執行者数が確定者数を上回ったが、00〜07年の執行者数は1〜9人、
確定者数は2〜23人で推移し、常に執行者数が下回っていた。
だが、今年の死刑執行は鳩山邦夫元法相下で3回(2月3人、4月4人、6月3人)、
保岡興治前法相下で1回(9月3人)、森英介法相下で1回(10月2人)と、
ほぼ2カ月に1回のペースで計5回行われた。
このうち連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚は判決確定から2年4カ月で執行され、
確定から執行までが短期化していることも特徴だ。
一方、今年の死刑確定者は▽オウム真理教事件林泰男死刑囚(51)=3月確定
▽静岡・三島の女子短大生焼殺事件の服部純也死刑囚(36)=同
▽埼玉・本庄の保険金殺人事件の八木茂死刑囚(58)=8月確定
下関駅通り魔事件の上部康明死刑囚(44)=同=ら10人だった。
年間の死刑確定者数は04年の14人以降、05年11人、06年21人、07年23人と2けたに乗り、
年末時点の確定死刑囚数は05年の77人から急増し、現在は100人になっている。

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何だこの記事は。
死刑囚が死刑執行されるのは当たり前のこと。
何年も執行されずにいること自体がおかしいのだ。


私は死刑制度に賛成だ。
もっといえば
人を殺めた者は基本的にその者の死で償うべきだと思っている。
それくらい人の命を奪った責任は重いという認識だ。


もちろん例外はある。
殺らなければ殺られていただろう場合だ。
誰もが同情するような殺人には情状酌量の余地があるはずだから。


冤罪の場合の死刑についてよく議論されるが
これは論点が違う。
冤罪にしてしまった裁判自体が問題なのだから。
冤罪者の死刑をなくしたいのならば、裁判所の判決精度を高めるよう要請すべき。


この考えは、おそらく一生変わらないだろう。
当然これは自分にも当てはまるわけだ。
その責任はきちんと持っている。
だから何の問題もないのである。